25年入賞入選作品

総 評 

毎年のことであるが、回を重ねるごとに作品の内容も多様化し、個性的な作品が増え喜ばしいことである。また、この大賞展をきっかけに出品作家がプロとして活躍して行っていることはプラチナアート協会として最上の喜びである。当協会は優秀な作家を牽引していくとともに新人作家を発掘しプロの画家として美術市場に売り出すという主旨のもとに公募展を行っている。よって、審査内容的には芸術性はもちろんのこと美術市場で売れる作品、作家としての評価も考慮しているわけである。そのコンセプトが理解されてきたのか市場性を考慮してグロテスクな作品や中途半端な抽象作品は減少した。今回、全体的に技術に優れた魅力的な作品が集まり、推したい作品が増えた。最後まで残った賞候補としてtaiko、小宮佳子、上條知子各氏の名前を上げておきたい。来年ますます期待するところである。

入賞作品

プラチナアート大賞 (マルマン賞)

賞 百貨店画廊とヤマダ電機アートギャラリーでの展示販売会出品

副賞 株式会社マルマンの提供賞品

城戸久務 『窓辺の果実』 油彩
優れたデッサン力に裏打ちされた技術と表現力が見て取れ際立った巧みさがある。大賞にふさわしいレベルの高い力作である。

入賞作品

 

上位入選(順不同)

旭 祐人、Grit Litch、高井絵里子、平松雅章、廣瀬泰雄辻野幸枝、福田勝千、taiko、久住敏之、aryonHiro.M、上條知子、川崎善張、稲生晴美、岡山昌弘根本浩二、三木彩嘉、古館千栄子、坂本大河、山口俊博小澤宏哉、福本晃司、kira、岡村和美、宮本建司、菊池利彰、miko、TAITO、さとうふみお、KAN、星車奈妙、subi、アンドウマキュウ、前田ネイト靍﨑 展、宝珍幸子  

入 選(順不同)

山平浩一、西入幸代、祐徳千尋、脇 威志Hiroshi Segawa、藤井政英、鋤柄淑恵、田頭嘉代
以上