優秀賞
(バニーコルアート賞)

舘山浩丈

『碧い渓谷』 油彩

新緑のみずみずしさと空気感がよくあらわされ、自然の美しさをいかんなく描き出している。表現力に長けている印象的な力作である。

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努力賞
(マルマン賞)


小玉日菜子

『飾られた時間』 油彩

ゆるやかな時間の流れと柔らかな光をふくんだリズムとハーモニーが一体となり心地よい空間がそこにある。見る者にやずらぎを与えてくれる。

     第4回 プラチナアート大賞展      2011
プラチナアート大賞展

最優秀賞
(ターレンスジャパン賞)

清原由季 

『Prof.Weimaraner』 刺繍・アップリケ

アップリケ、コサージュなど刺繍によって描かれた立体的で独創的な作品である。卓越した技術と細部にこだわった緻密な描写が顔の表情を際立たせている。鑑賞者を惹きつけ圧倒させる力を持っている。

優秀賞
(ターレンスジャパン賞)


天ノ川るり

『春の予感』 油彩

淡い色調を巧みに操り、全体が光り輝いている。画面構成と筆のタッチがしっくり溶け合いメランコリックな雰囲気をかもしだしている。作者の温かな視線が感じられる。

優秀賞
(マルマン賞)


横山忠正

『ダリア #5 油彩

繊細かつ力強いタッチで描かれたダリア。描写力に裏付けられた安定感があり、これでもかと存在を主張している。とてもうまくまとめ上げた作品になっている

早坂貴代史 

『春暖にくつろぐ』 油彩

やっと訪れた北国の春の日差しの中で、気持ち良さそうにくつろぐ牛たち。表情豊かな顔と、牛の毛の質感までよく表現され、描き込まれている。計算された牛の配置など構図が優れている。自然体で描いた牛に対しての深い思い入れがこもった大賞にふさわしい傑作である。

プラチナアート大賞

 

審査員長 辻 省三 (プラチナアート協会会長、毎日アートプランニング拒纒\取締役社長

   

○○事務所

今回で大賞展も10回の節目を迎えた。この10年間で何十人もの作家を百貨店画廊やイベント等にてプロデビューをプロデュースしてきた。その後、美術界で活躍している作家を何人も輩出している。これも、毎年実力ある出品者をこのコンクールで発掘できた結果である。美術商の激務のかたわら毎年開催できたことを関係各位に感謝し、続けてきた甲斐があったと満足している。

 今年も真剣にプロを目指す新たな作家の出品や、何回も当展に応募している方の作品を見ていると際立って進歩しているのが見て取れる。全体的に制作意欲がひしひしと伝わってくる。今回の大賞受賞者である早坂氏は2回目の応募である。プラチナアート協会に入会して作品が売れた実績を持っている。確実に実力を伸ばしてきている。その他入選以上の作品はそれぞれ個性豊かで将来のプロ画家として期待の持てそうな作品を数多く応募され主催者として喜ばしい限りである。優秀な作品はこれからもどしどし百貨店やイベントに出展を後押しし、実績を重ねていく所存である。ぜひ次回も皆さんの力作の応募を心待ちにしている。

入 選 (順不同)

宏斗、坂本直美、高松典雄、安藤光、八代靖子、早坂貴代史、
大橋正幸、川中泰幸、宇根本啓美、大澤栄子、佐藤慈子、付鴻雁、
清原由季、横山忠正、永井祥浩

皆さん、おめでとうございます。



画像の著作権は全て作者に、使用権は作者とプラチナアート協会に帰属します。

優秀賞
(ホルベイン工業賞)


永井祥浩

『久遠の庭』 日本画

色調を抑えた無限な空間に包みこまれる人物。穏やかで不思議な雰囲気が強い余韻を創り出している。計算された構図とこの演出によって惹きつけられる作品となっている。


審査総評